架空のVtuberが語る、日本の名曲(70年代フォーク編)

小説

「皆さんこんにちは、並平世界です。はい、というわけで前回に引き続き、平行世界の70年代フォークの名曲を紹介していきます。今回で平行世界の70年代フォークは最後になります。今回は10組のアーティストの10曲の名曲を紹介していきます。

というわけで1曲目『戦争を知らない子供たち – ジローズ』1971年の曲です。聴いてください。

ジローズ/戦争を知らない子供たち

この頃はベトナム戦争の真っ最中で、日本でも、文化人や学生を中心に、反戦平和運動が活発でした。
この曲は、そんな世相を反映したように発表され、日本の代表的な反戦歌となりました。

2曲目『あの素晴しい愛をもう一度 – 加藤和彦と北山修』1971年の曲です。

あの素晴しい愛をもう一度 ✦ 加藤和彦&北山修

ザ・フォーク・クルセダーズ解散後に元メンバーの二人が作った、1971年度年間46位のヒット曲です。

3曲目『翼をください – 赤い鳥』1971年の曲です。

赤い鳥 – 翼をください

この曲は教科書に収録されてから、合唱曲として有名となり、1970年代後半から学校でよく採り上げられるようになりました。そのため、日本では誰もが歌える愛唱歌と言えるでしょう。

4曲目『学生街の喫茶店 – ガロ』1972年の曲です。

ガロ 「学生街の喫茶店」

徐々に売れ出し、翌1973年にテレビ出演したことでヒットの勢いがついて、ヒットチャートで7週連続で1位を獲得した大ヒット曲です。

5曲目『あなた – 小坂明子』1973年の曲です。

あなた/小坂明子

この曲の詞は高校2年生の時、学校で授業中にノートに20分ほどで書き、家で曲を付けたものらしいです。そんな曲が200万枚を超える売り上げを記録しました。

6曲目『いちご白書をもう一度 – バンバン』1975年の曲です。

バンバン – いちご白書をもう一度 – 1975

この曲は「他の女性シンガーとは違う。キラキラしたすごい才能」と感銘を受けた荒井由実に書いてもらいたいと思い、荒井と直接会い、書いてもらった曲らしいです。チャートは初登場78位でしたがリリースされてから約2か月余りでトップ10にランクインしました。12週目には1位を獲得し、6週間1位を獲得しました。

7曲目『時代 – 中島みゆき』1975年の曲です。

時代 -ライヴ2010~11- (東京国際フォーラムAより)

卒業式で歌われたり、音楽の教科書に掲載されたりして親しまれている曲です。

8曲目『ぼくたちの失敗 – 森田童子』1976年の曲です。

ぼくたちの失敗/森田童子

森田童子は当時アングラ文化のフィールドで活動していたアーティストだったので、一部には熱烈なファンを持っていましたが、一般的・商業的には大ヒットを飛ばすこともなく引退しました。しかし、後年、この曲がテレビドラマの主題歌に起用されリバイバルヒットとなり、広く知られるようになりました。

9曲目『巡恋歌 – 長渕剛』1978年の曲です。

巡恋歌

長渕剛のファーストシングルで発表当時は売れませんでしたが、後に再レコーディングしてリリースされた「巡恋歌’92」では最高位1位を獲得しています。

10曲目『贈る言葉 – 海援隊』1979年の曲です。

海援隊 贈る言葉

レコード売上が100万枚を超える大ヒットとなった曲です。学校の卒業式の定番曲にもなっています。

というわけで、今回で70年代フォークの曲は最後になります。
次回は平行世界の70年代の歌謡曲やアイドル曲を紹介していきたいと思います。
ではまた次回!」

これでフォークは最後か…
しかしいい曲ばかりだった。確かに70年代を感じる懐かしい感じの曲だった。一つも知らない曲だったが…
平行世界と言っていたが案外本当かも…なんてな。

Vtuber…一体Vtuberとは何者なんだ。
息子に聞いてみるか…いや、こういうのは高校生の孫娘のほうが詳しそうだ。
聞いてみよう。

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