架空のVtuberが語る、日本の名曲(70年代フォーク編)

小説

「皆さんこんにちは、並平世界です。はい、というわけで前回に引き続き、平行世界の70年代フォークの名曲を紹介していきます。今回は平行世界の70年代のフォークブームの重要な3組のアーティスト、『かぐや姫』、『チューリップ』、『井上陽水』の曲を紹介していこうと思います。」

ふむ、やはりどのアーティストも知らないな…

「まずは『かぐや姫』から紹介していきます。では1曲目『神田川』1973年の曲です。聴いてください。

かぐや姫 – 神田川

深夜ラジオのリスナーから支持を得て、リクエストランキング1位を獲得しました。これにより、レコード会社のプロデューサーがこの曲は歴史に残る名曲になる。これを出さなかったらこの会社は一生の恥をかくことになると強力にシングルカットを推してシングルカットされたこの曲は、最終的に160万枚を売り上げる自己最大のヒット曲となりました。

2曲目『赤ちょうちん』1974年の曲です。

かぐや姫 赤ちょうちん

『神田川』に続く四畳半フォーク的な曲です。

3曲目『22才の別れ』1974年の曲です。

22才の別れ

かぐや姫のシングルとしては発売されなかった曲ですが、かぐや姫解散後、伊勢正三が『風』を結成しデビューシングルとして発売すると、累計売上はミリオンセラーに達し、『風』のシングルとしては最大のヒット曲となりました。

4曲目『なごり雪』1974年の曲です。

なごり雪 かぐや姫

この曲もかぐや姫のシングルとしては発売されなかった曲ですが、女性フォークシンガーのイルカによってシングル発売されたカバーバージョンがヒットを収め、以降、日本の早春を代表する歌の一つとして歌い継がれ、さまざまなアーティストによってカバーされています。

次に『チューリップ』を紹介していきます。
5曲目『心の旅』1973年の曲です。

チューリップ/心の旅

チューリップは正確にはフォークではなく、ロックでもフォークでもないニューミュージック、つまり、J-POPの草分けを開拓したバンドの一つです。
ちなみに、『心の旅』のヒットによって、チューリップは自分たちの意思とは関わりなくアイドルになってしまったとリーダーの財津和夫は語っています。

6曲目『青春の影』1974年の曲です。

青春の影/チューリップ (1974年/昭和49年)

『心の旅』から、しばらくアイドル路線を走っていたチューリップが、そのイメージを払拭し、自分達が目指していた本来の音楽に路線修正するために発表したバラードナンバーです。

7曲目『サボテンの花』1975年の曲です。

サボテンの花 – チューリップ

この曲は発売から約20年ほどたった頃に、ドラマの主題歌として採用され、リバイバルヒットしました。

最後に『井上陽水』を紹介していきます。
8曲目『傘がない』1972年の曲です。(動画はUAバージョン)

傘がない / UA

この曲は当初はヒットしませんでしたが、いつしか初期の陽水の代表曲といわれるようになりました。

9曲目『夢の中へ』1973年の曲です。

井上陽水- 夢の中へ

代表曲の一つです。多くのテレビ番組やCMソングに使用されている他、多くの歌手によってたびたびカバーされています。

10曲目『氷の世界』1973年の曲です。

【FULL】井上陽水 氷の世界

代表曲の一つであり、コンサートでは必ず演奏される曲です。

というわけで、今回は70年代フォーク、ニューミュージックの3組のアーティストの曲でした。
次回は平行世界の70年代フォークのその他のアーティストの曲を紹介していきたいと思います。
ではまた次回!」

また最後まで見てしまった。
これまたいい曲ばかりだったな。さっきの吉田拓郎とはテイストの違う、別々のアーティストが作った曲だと言うのも頷ける。

『Vtuberが歌う平行世界の70年代フォークソング名曲集その3』もあるのか…
見よう…

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